絵本「うさぎ森のレストラン」 出版のお知らせ ＊シンシア豊川＊
シンシア豊川は、愛知県の「令和5年度障害及び障害者に対する県民理解促進事業」を受託し、2023年11月に市内の公園にて「合理的配慮の提供」を広く知っていただくためのシンシアカフェを開催。
そこで、紙芝居「うさぎ森のレストラン」を上演しました。
今回、その紙芝居を、絵本に作りなおして出版しました。
絵と文は、シンシア豊川の職員 竹本博子さんが担当しました。
絵本の作者 竹本さんにインタビューしました。
まず、紙芝居を作られたのですよね？
「はい。まず施設長から『森の動物たちが、合理的配慮で助け合っているようなお話で』との提案をいただき、原案を考え、紙芝居にしました。」
これまで、紙芝居を作ったことはあったのですか？
「絵は趣味で描くことはありましたが、特に学んだこともなく、まったくの素人です。でも、試作品を、みんながかわいいと言ってくれたので、調子に乗って完成させました。」
紙芝居を絵本に作りなおしたのですね？
「絵本にするにあたって、サイズとか文章など、かなり変え、何度も描き直しました。制作の株式会社シンプリの山本社長の奥様が絵本作家さんとのことで、アドバイスもいただきました。
障害者支援施設に勤める中で絵本を出版するなど、なかなか経験できることではないですよね。
いかにも素人の作品だなぁ～という絵本なんですけどね。知的障害のあるご利用者と笑ったり悩んだりしているひとりの支援員の作品を、絵本にして世に出そうとお考え下さった法人や施設長に感謝しています。」
絵本「うさぎ森のレストラン」は、シンシア豊川にて販売しています。
1冊 500円（税込）
写真は、ご利用者に本を読んでいる竹本さん。
2024.04.26 ｜
