施設長 岩田 啓志
昨今の目まぐるしく移り変わる社会情勢の中で、多くの方が回避できぬ高齢化問題に、私達福祉の現場に携わる者は、常に大きな影響を受けています。福祉制度の中心であった措置制度は平成12年度から介護保険という契約制度となり、近年は福祉施設の急増化・福祉サービスの多様化に伴い、選ばれる施設作りがこれからの福祉施設には必要とされています。
その中でアパティア長島苑は、従来型の特別養護老人ホームとして平成7年桑名市長島町に当法人初の福祉施設としてスタートしました。また、あおいはアパティア長島苑のサテライトとしてアパティア長島苑から7キロほど離れた同町内に2009年に地域密着型のユニット型施設として開設し、従来型特養・ユニット型特養、それぞれの施設の特長を活かしたサービスを展開し、地域の皆様にご利用頂いております。
特別養護老人ホームは(もう一つの呼び方では介護老人福祉施設です)として今後も創意工夫をして特色のある施設作りを目指し、ご入居者・ご家族様にご満足いただける施設としてまた、地域老人福祉の拠点として貢献して参りたいと考えております。常にご入居者が笑顔でお過ごしいただき、いつまでも生き生きとした生活を送っていただけるよう、元気揃いの職員一同、日々取り組んでいます。
きさらぎユニットリーダー 和波(介護福祉士)
きさらぎユニットでは、「日々の暮らしに、笑顔の花を咲かせよう!」を目標に、ご入居者が笑顔で充実した生活を送れるように、日々の支援を行っています。
暮らしの中で様々なことが起こりますが、ご入居者が悩んでいるときは一緒に考え、落ち込んでいるときはそっと寄り添い、楽しいときは一緒に楽しむことでより楽しく!と、ご入居者と職員が一緒に様々な時間を過ごしています。
ご入居者が充実した日々を過ごせるように、職員一同頑張っています。
やよいユニットリーダー 西口(介護福祉士・介護支援専門員・公認心理師)
やよいユニットでは、暮らしにやすらぎと楽しさを感じていただけるような支援を目指しています。
ご入居者の皆さまが生活する上で大切にしたいと思うことがあれば、それを尊重した支援を行います。そして、やってみたいことや食べてみたいもの、行きたい場所があれば職員一同がチームとなって、叶えていける方法を考え実現できるよう取り組んでいます。
また、そのためには生活を支えともにするユニットの職員にとっても、楽しむときは一緒に楽しめる場であることが大切です。
ご入居者も職員も、ここにいて良かったと思える暮らしを、共につくり上げていけるような、あたたかい環境づくりを進めていきたいと思います。
さつきユニットリーダー 加藤(介護福祉士)
さつきユニットでは、日々笑顔で楽しく暮らしていけるような支援を目指しています。
ご入居者が日々笑顔で過ごしていただけるように、コミュニケーションを大切にしています。日常の会話を通じて、ご入居者一人ひとりの思いを大切にし、それぞれのニーズや希望に寄り添ったサポートを行えるように取り組んでいます。
生活を支えるユニットの職員も共に笑い、楽しみながら、支え合うことができる環境づくりを進めていきたいと思います。
生活相談員、ユニットリーダー研修受入担当 伊藤(社会福祉士・介護支援専門員)
あおいでは、たとえご自宅ではなくても、皆さまの思いを大切にし、その人らしく紡ぎ続けた人生をこれからも送れるようにお手伝いをさせて頂いており、様々な専門的な資格を持った職員が多職種協働でチームケアにあたっております。
と、書くとなんだか難しそうですが、みんなで悩みながら、ご家族様からもご協力を頂き、地域の方々の助けもお借りし、ご入居者と寄り添い笑い合いながら日々を送っています。
介護で相談したい、困っていることがある、介護保険制度について知りたい、ユニットケアってなんだろう、見学だけでもしてみたい など、どんな些細なことでも構いません。
微力ではありますが、そういった方々のお力になれることは、私たちの喜びでもありますし、学びにもつながります。お気軽にお電話頂けたら嬉しいです。
介護支援専門員、ユニットリーダー研修受入担当 太田(介護支援専門員・社会福祉士・介護福祉士)
施設に入ると起床時間や食事の時間も決められているんじゃないの?
自由に好きなものを食べられなくなるんじゃないの?
と不安を持たれる方もいるのではないかと思います。
あおいではご入居者お一人おひとりに24時間シートというものを作成しています。
施設に入居してもそれまでの暮らしを継続して頂けるように、朝起きるところから夜寝るまでの24時間の暮らしぶりが書いてあり、
・朝は苦手だから9時ごろに起きます
・朝ごはんはパンとコーヒーがいい
・お風呂のお湯は熱めが好き
・夜は好きな歌番組を観てから寝たい
などご入居者の意向や好みがつまったシートになります。
この24時間シートを基にお一人おひとりがその人らしくイキイキと過ごして頂けるよう、ご入居者の気持ちに寄り添いながら日々の支援をしております。
看護職員 藤島(看護師)、森田(看護師)
私たち看護師は、ご入居者の健康維持に努めると共に、安らげる場所を目指して温かい看護を心がけています。
自ら体調不良を訴えることが困難な場合、早期にそれに気づき、迅速に対応できるかは、日々の様子観察やコミュニケーションがとても重要だと考えています。今までの経験や新しい知識も取り入れながら、できる限りの力が発揮できるように多職種協働のチームケアの強みを生かしてケアにあたっています。
穏やかな毎日を過ごしてもらえるようお手伝いをさせて頂きます。
機能訓練指導員 西村(理学療法士)
ご入居者のいきいきとした暮らしをサポートするため、生活の中に根ざしたリハビリテーションを提供いたします。ご入居者にどれくらい生活能力があるのかを評価し、生活リハビリ、適切な福祉用具の使用、日常生活での快適な姿勢作りなど、その方のニーズに合った支援を行います。
生活の質 =“寝たきりではなく、生活の中で目的とする行為を「本来行うべき空間」で行うことができる”ことを大切にしています。
管理栄養士 市川
ご入居者にとって食事は暮らしの中で楽しみにされていることのひとつです。おいしく・楽しく食べて頂けることを一番に考え、食事の提供を行っています。
ご入居者の食事の様子はもちろんですが食事以外の生活の様子も観察しながら、多職種と相談し、その都度食事形態を評価しています。
また、行事食などを取り入れ、季節を食事からも感じてもらえるようにしています。
「おいしい」と最期まで笑顔で食事ができるよう、ご入居者の生活に寄り添った支援していきます。
歯科衛生士 石田
あおいでは、ご入居者の口腔ケアに積極的に取り組んでいます。
口の中を清潔に保つことは、健康な身体で過ごしていくことにとても大切なことだと言われています。
私たちは、ご入居者に最期まで自分の口から美味しく食事を楽しんでもらいたいと考えています。
口腔内での治療が必要な時は、歯科医師と連携を取り治療を進めていきます。
何かあった時は、ご家族様にもしっかりお伝えしご理解頂いてから進めて参りますので安心下さい。
ご入居者の小さな変化にもしっかり対応し、「あおいに来て良かった」と思ってもらえるように支援していきます。
生活支援員 平畑 崇(2016 年入社)
入居されている方の日常の支えていけるよう日々笑顔で明るく支援しています。
- 成長を実感したのはどんなところですか?
- 日々入居者様と関わっていく中で、入居者様より安心や笑顔が増えた時
- これまでのキャリアで最も困難だったプロジェクトや業務は何でしたか?どうやって乗り越えましたか?
- 認知症対応です、認知症状に困惑し不安そうな表情をされている入居者様がいて
ユニット職員全員でその方に対するアプローチ方法を共有して
その方が安心して暮らしていけるようになった時です。
- キャリアを通じて、どのようなスキルを特に磨いてきましたか?
- 状況に応じて仕事の優先順位を考え行動できるようになりました。
(実生活でも必要だったため)
- これからの10年に向けて、どのようなビジョンを持っていますか?
- 此処に住まわれている入居者様の笑顔と暮らしの安心を提供していけるようにユニットの設え、信頼関係の更なる構築を目指していきたいです。
- 仕事とプライベートのバランスを取るために、何か特別に心がけていることはありますか?
- 業務時間内に仕事は終わらせるのはもちろん、この仕事に安心して送り出してもらっている自分のパートナーに感謝し、支援に望んでいます。後は、趣味の時間をしっかりと作っている事ですかね、これも家族の協力と理解が必要ですが(笑)
介護職員 八代未緒(2017 年入社)
毎日楽しいをモットーに仕事しています!
- 成長を実感したのはどんなところですか?
- ご入居者に名前を覚えてもらった時
- これまでのキャリアで最も困難だったプロジェクトや業務は何でしたか?どうやって乗り越えましたか?
- 認知症で夜間寝ずに叫び歩くご利用者の対応に苦戦した。先輩職員と見守りを強化して落ち着いたタイミングで介助した。一人ではなく誰かと協力できる安心で乗り越えることができた。
- キャリアを通じて、どのようなスキルを特に磨いてきましたか?
- ご利用者に対しての声掛けやトイレに行きたいと思う動作などが働いていく上でわかるようになった。その合図でご利用者に不快な思いをさせることなく過ごしてもらえるようになったと思う。
- これからの10年に向けて、どのようなビジョンを持っていますか?
- 家族ができて仕事との両立をしていく中でやりがいを持って仕事に取り組みたい。
仕事を続けても家族との時間がしっかりとれるように両立を工夫させたい。
- 仕事とプライベートのバランスを取るために、何か特別に心がけていることはありますか?
- 勤務時間内に仕事を終わらせること。仕事時間外は仕事のことは考えない。
生活支援員 西口祐里奈(2014 年入社)
日々スキルアップを実感!
- 成長を実感したのはどんなところですか?
- 介護技術の全国大会「オールジャパンケアコンテスト」で入賞できた時です。
日々先輩方に教えていただいたことは、全国的に見てもすごい技術だったのかと思った瞬間でした。
- これまでのキャリアで最も困難だったプロジェクトや業務は何でしたか?どうやって乗り越えましたか?
- 法人内の事例成果発表会に向けて、初めてチームリーダーになった時です。当時は勢いだけで進めていたこともあり発表内容がまとまらず、締め切り前日に徹夜して半泣きで発表資料を作ったのはいい思い出です。(笑)それ以降も何度かチームリーダーをやっていますが、計画通りに業務改善やプロジェクトを進める基本はこの時に身につけました。
- キャリアを通じて、どのようなスキルを特に磨いてきましたか?
- 介護はケアを行うチーム全員が統一した支援ができるようになる必要があります。そのため、誰もが分かりやすく同じ質の支援ができる仕組みを作ることを常に考えています。また、現在は心理職としての知見も活かせるようにしています。
- これからの10年に向けて、どのようなビジョンを持っていますか?
- 身につけたスキルをうまく活用し、ご入居者もチームである他の職員皆が負担を感じることなく安心して暮らせる・働ける環境ができるよう(ある意味持続可能ですね)、更に日々研鑽していきます。現在はマネジメントを学んでいます。
- 仕事とプライベートのバランスを取るために、何か特別に心がけていることはありますか?
- お休みの時は日帰り旅行など、家と職場以外の違う場所に行って気分転換をするようにしています。あとはお茶を淹れる、美味しいものを作る・食べるなど、メディテーションできる時間をとることでしょうか。