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強度行動障害(対応編) *シンシア豊川*

シンシア豊川では、
入職したばかりの新人さんにもわかりやすく伝わる様に、
強度行動障害について基礎の部分からお伝えしています。

タイトル
医学的な診断名ではなく、
行政・福祉において必要な支援を判断するために使われる言葉です。
知的障害や自閉スペクトラム症(ASD)は、
強度行動障害の背景となりやすいといわれています。

事例1
「病院受診の際に、受診を待つ間方眼の中に丸を書く、
1から10の数字を書く、猫・ドラえもんの絵を描くなどして
過ごす。1時間以上診察待ちをしていた。」

絵描き

→この記録から本人は
「やることがあると待つことが出来る」
という事が分かります。
やる事が無い時に問題行動に陥ってしまう状況が見られます。

 

事例2
「んー!」と声を出すが、工作を始めると取り組む様子が
見られる。」

工作

やることがあることで
「不安」「落ち着かない」「待てない」「怒り」を
「安心」「落ち着く」「待てる」「穏やか」に
出来る可能性があります。

 

シンシア豊川ではこのような行動に陥ったご利用者が
環境を整えていくことで、少しずつ落ち着き少しでも
穏やかに生活できたら良いなと考え活動しています。

最後の絵

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2023.11.10 | 

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