バタフライピー 9月 *シンシア豊川*
7月にバタフライピーの報告をしました。
7月のピーちゃんたちは
まだまだ小さく少しの花をつけるだけでしたが・・・
夏の暑さを味方に
ピーちゃんたちはぐんぐん育ち
9月になっても
毎日200以上の花が収穫できていました。
シンシア豊川の小さな乾燥機に
びっしり並べて乾燥させました。
そんなピーちゃんたちですが
そろそろ
シンシア豊川の主要作物であるローゼルの収穫が始まることに・・・
とてもピーちゃんにまで手が回りませんし、
秋風が吹いてきて
ピーちゃんの花も、少しカサカサしてきました。
長いことたくさんの花を咲かせてくれて
ありがとうピーちゃん。
たくさんの乾燥ピーちゃんを作るために
ご利用者にも活躍していただきました。
来年もまた
たくさんの自然栽培ピーちゃんを育てるために
たくさんの種をつけてくれることを祈っています・・・。
バタフライピー
別名:蝶豆、クリトリア、ブルージャック
クマバチ
バタフライピーの花の根元から蜜を吸っているのかな?
2021.09.28 | シンシア豊川
ローゼルの収穫が始まります。 *シンシア豊川*
ローゼルの花が
枝の下のほうから順々に咲きあがり
咲き終わった花は実になってきました。
そろそろ収穫が始まります。
実から種をはずして
砂糖と煮ればジャムになります。
お湯に入れて、ローゼル茶。
炭酸水に入れて、ローゼルジュース。
からっからに乾燥させて細かく砕いたら、ローゼル塩。
クッキーやスコーンに混ぜたり
いろいろに使うことができるローゼルです。
今年は、昨年の倍以上のローゼルを育てていますし、
かなり大きく大きく育っています。
すっごく忙しくなりそうです…
ご利用者の皆さんにも、いっぱい手伝ってもらわないと!!
収穫の得意な方
実から種を外すのが得意な方
片付けが得意な方
掛け声だけで動かないけど…みんなを元気にしてくれる方
みなさん、よろしくお願いしますよ~。
2021.09.28 | シンシア豊川
シンシア農場爬虫類記~シマヘビ~ *シンシア豊川*
トノサマガエルを飲み込むシマヘビ
シマヘビの幼体
シマヘビは、日本で最も一般的なヘビの一種。
茶色の体に4本の黒い縦縞模様が特徴ですが、幼体には縦縞ではなく、
横縞が見られます。
毒はありません。
主に、カエルを主食としており、
シンシア農場1、2共、
たくさんのカエルとシマヘビが生息しています。
伊豆諸島には、海鳥の卵や雛を食べ大型化し、2mになるものもいるそうですが、
シンシア農場で目にするのは、
1m程度の大きさのものまでです。
1枚目の写真はシンシア農場1で、
2枚目の写真はシンシア農場2で
撮影したもの。
1枚目の写真撮影時、
カメラに驚いたヘビは、
思わずカエルを吐き出したため、
このカエルは難を逃れました。
そして、
このシマヘビを狙って、
上空を鳶が旋回しています。
シンシア農場では、
まさに、「ダーウィンが来た!」の世界が繰り広げられています。
#自然栽培 #無肥料 #無農薬
#シマヘビ #ヘビ #爬虫類
#弱肉強食
2021.09.26 | シンシア豊川
シンシア農場への侵入者~トレイルカメラによる映像~ *シンシア豊川*
トレイルカメラの映像(2)
シンシア農場では、何者かによって、
畑に植えた作物が食い荒らされるという被害が発生しています。
ローゼル、ヒマワリ等の新芽が被害にあっています。
その犯人を突き止めるべく、
農場1の東の端にトレイルカメラ(注)を仕掛けました。
映っていたのは、キジです。
このキジ、シンシア農場1を縄張りとする雄のキジ。
ちなみに、シンシア農場2には、別のキジが縄張りを張っています。
春に行われた縄張り争いのバトルでは、
この農場1のキジが農場2のキジを撃退し、勝利を収めました。
誰も畑に来ない日曜日を狙って畑に侵入してきているしたたか者です。
注)トレイルカメラとは、動物の熱を感知して自動撮影するカメラのこと。
2021.09.24 | シンシア豊川
シンシア農場に秋が来た~彼岸花~ *シンシア豊川*
めっきり、朝晩が涼しくなり、
一気に秋の気配を感じるようになりました。
そして、それに合わせ、
シンシア農場2の西の土手に彼岸花が咲きました。
シンシア農場には、
向日葵が咲き誇っていましたが、
これらをすべて撤去する作業を行っている最中。
秋の訪れに合わせ、
ヒマワリから彼岸花にバトンタッチです。
今年のお彼岸(秋分の日)は9月23日。
ちょうどお彼岸の頃に咲くことから、この名前がつきました。
この彼岸花、
種子を作ることが出来ない(染色体が3倍体)という特異な性質を持っています。
中国大陸では種子繁殖が可能な2倍体のものと3倍体のものが自生しており、
このうち3倍体のものが有史以前に日本列島に持ち込まれたと考えられています。
また、球根(鱗茎)には、毒をもっています。
このため、モグラなどの被害を防ぐことを目的として、
田の畔などに多く植えられ、
日本列島に広まったと考えられています。
シンシア農場2は、これから、本格的な秋を迎えます。
2021.09.15 | シンシア豊川
田んぼの中の小さな生きものたち~ゲンゴロウの幼虫~
今回紹介するのは、ゲンゴロウの幼虫です。
幼虫は、以前に紹介したヤゴ(トンボの幼虫)や
カゲロウの幼虫とよく似た姿をしています。
昔は、ゲンゴロウを見かける機会も多かったと思いますが、
近年、見かける機会も減り、
その存在を知らない子どもたちも増えました。
農薬の影響、
水路のコンクリート化、
外来生物の影響などにより、
レッドリスト(絶滅の恐れのある野生生物の種のリスト)に
掲載される水生生物の数は増加しており、
ゲンゴロウもその代表格です。
自然栽培の田んぼは、
ゲンゴロウにとって、
残された最後の生息地の一つと言えるかも知れません。
ゲンゴロウの幼虫期間は約40日。
カゲロウやヤゴに比べ、
ずいぶんと早く大人になります。
今回捉えた写真はチビゲンゴロウの幼虫。
チビゲンゴロウは約2㎜程度の小さなゲンゴロウで、
頭のところの角のような模様が特徴です。
そして、下の写真。
これもよく似た姿をしていますが、
これはボウフラ。
嫌われ者の蚊の幼虫です。
他の水生昆虫とよく似た姿はしていますが、
ボウフラには足がありません。
ボウフラ(蚊の幼虫)
前回掲載したヤゴ(イトトンボの幼虫)、
カゲロウの幼虫も併せて再度掲載させていただきます。
水生昆虫、4種類の紹介でした。
2021.09.14 | シンシア豊川
某職員の休日 *シンシア豊川*
こんにちは。
シンシア豊川の某職員です。
夏の終わりのある休日
孫を誘って
シンシア農場2のひまわりを見に行きました。
ところが
孫たちは
ひまわりよりも
井戸のポンプに興味津々。
水道から出る水しか知らない孫たちにとって
重いポンプを動かして水が出てくるのがとてもおもしろかったようです。
「よいしょよいしょ」とポンプを押して
水が出るのを何度も試しました。
これは夏休みの日記にかけるやつ!
ひまわりは
大きなのと小さなのと
2種類が咲いていて
ハチやトンボ、バッタもいっぱい。
虫好き姉弟は、ひまわりよりも虫を見て楽しんでいました。
暑い中、ご利用者が
種をまいて水をかけて大事に育ててきた
ひまわり。
一面に緑色の平尾の田畑の中で
あざやかに黄色くかがやいています・・・が、
もう少しでひまわりの季節も終わり。
地域の皆さんにも鑑賞していただけると
うれしいです。
2021.09.06 | シンシア豊川