シンシア農場鳥類記 ~チョウゲンボウが帰ってきた!~ *シンシア豊川*
チョウゲンボウが帰ってきました!
去年の冬にシンシア農場に初めて現れましたが、
今年も帰ってきてくれました。
チョウゲンボウは、ハヤブサの仲間。
ハヤブサ科の鳥は、ワシ、タカと同じ猛禽類ですが、DNA的には、
ワシ、タカよりもインコ等と近い種類になります。
このように進化の過程に於いて、
異なる種が似たような生態を持つことにより、
類似した姿になることを収斂進化といいます。
チョウゲンボウはユーラシア大陸に広く分布し、
冬季は繁殖地に残る個体と暖地に移動する個体に分かれます。
暖地に移動する個体は日本全国各地に冬鳥として渡ってきますが、
シンシア農場にやってきた個体はそのうちの一羽。
一見、ワシ、タカと似て見えますが、
違うところもあります。
それは、その瞳。
ワシ類は虹彩が黄色であることが多く、
精悍な容貌となりますが、
チョウゲンボウは黒色なので可愛い顔つきになります。
体の大きさはカラスより一回り小さいのですが、
今年の初目撃はカラスを追いまわしている姿でした。
カラスは、チョウゲンボウの雛を襲います。
それで、チョウゲンボウはカラスを見ると
目の敵にして追い回すのです。
体は小さくても、猛禽類。
カラスには負けていません。
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2022.10.25 | シンシア豊川