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地域連携推進会議 議事録 *グループホームスクラム*

開催日:2025年11月14日 10:00~12:00

場所:障害者支援施設シンシア豊川、グループホームスクラム

出席者:ご利用者Y氏、ご利用者N氏、豊川市役所 福祉部 障害福祉課K氏、アパティア福祉会理事会評議員K氏、認定特定非営利活動法人 東三河後見センターK氏、地域の関係者F氏、ご利用者ご家族N氏、ご利用者ご家族F氏、グループホームスクラム職員

1.会議内容

1.1 グループホーム「スクラム」の概要

法人理念、2棟の構成、ご利用人数、多職種による職員体制、支援の流れを説明しました。また、女性棟に男性利用者が入居している事例について、ご利用者間の関係性や家族との調整経過を共有しました。

1.2 日常生活の様子と活動内容

平日の生活リズム、休日の過ごし方、自治会を通したご利用者の意見の反映、芸術活動や音楽鑑賞、外出活動などの余暇支援について報告しました。

1.3 障害特性と支援方法の概要

知的発達障害・ASD・強度行動障害の特性に触れ、コミュニケーションの課題や感覚特性の違いを説明しました。環境調整を中心とした構造化、視覚的手がかりの活用、リフレーミング等を支援手法として紹介しました。

1.4 職員研修および事故防止の取り組み

外部研修・内部研修・勉強会の実施状況を報告しました。ヒヤリハットの傾向として、朝の「やり忘れ」が多い点を示し、掲示物の工夫や作業手順確認の徹底など改善策の状況を共有しました。

1.5 経営状況とBCPへの取り組み

令和6年度の収支、食材費高騰への対応、電力会社見直しの方針について説明しました。また、災害・感染症BCPの内容、緊急連絡訓練・少人数体制訓練の実施状況を示しました。

2.議論

2.1 地域連携について

地域住民との接点を増やすことで障害理解が進むのではないかとの意見が挙がり、交流イベントや見学機会の増加など、地域との関係づくりについて議論しました。

2.2 利用者主体の支援について

自治会の活用や外出活動の支援が好意的に評価されました。ASD支援に関する基礎情報を地域へ周知する取組の必要性について意見が出されました。

2.3 職員配置と研修体制について

多職種連携の強みがある一方、年齢層の偏りによる負担や職員育成の継続性が課題として示され、業務標準化・研修体系の見直しについて意見交換しました。

2.4 安全管理の取り組みについて

ヒヤリハット分析の質が高く評価されました。今後は利用者自身が安全性を確認する視点を取り入れる方法も検討すべきとの提案がありました。

2.5 経営面・事業継続への意識について

物価高騰や電力費変動への対応策について意見交換し、地域側からは継続的・定期的な情報共有を求める意見がありました。

3.質疑応答

参加者より以下の質問が寄せられ、回答しました。

3.1 生活支援に関する質問

  • Q1:生活リズムが乱れやすいご利用者への支援は?
    → 見通しを持てるよう、個別スケジュールや視覚的提示を用いて対応している。
  • Q2:休日の過ごし方はどの程度ご本人の選択を反映しているか?
    → 自治会で希望を聞き取り、可能な範囲で外出・余暇活動プランに反映している。

3.2 入居体制に関する質問

  • Q3:女性棟に男性利用者が入っている理由は?
    → ご本人の希望・他ご利用者との関係性・家族の意向を踏まえ、協議のうえ特例で決定。

3.3 安全管理に関する質問

  • Q4:事故防止の仕組みは?
    → 朝のミスが多いためチェックリストの更新、掲示の視認性向上、手順の明確化を実施中。

3.4 支援計画に関する質問

  • Q5:支援内容はどのように見直しているか?
    → ケース会議、担当者会議で評価し、多職種で改善案を検討している。

質疑応答を通じ、構造化や視覚支援の具体例、居住環境の調整など、より詳細な支援方法に関する意見交換が深まりました。

4.会議総括

本会議では、日常生活支援・障害特性に応じた支援方法・職員研修と安全管理・経営状況・BCPなど幅広い情報共有を行い、地域・事業所双方が現状を把握する機会となりました。参加者からの意見は、ご利用者主体の支援の質向上に向けた重要な示唆となり、特に「地域との協働」「安全対策」「職員体制の強化」に関する視点が多く得られました。
今後も、本会議の議論を踏まえ、ご利用者の暮らしを中心とした支援と、地域に開かれた施設運営を継続的に推進していく方針です。

 

※本議事録は、AIを用いて作成いたしました。

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2025.12.29 | 

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