シンシア農場に集う虫たち Part3 ~神様トンボ~
ハグロトンボです。
黒い羽根と青く光沢をもった腹部。
蝶のようにゆらゆらと飛ぶ姿が優雅なトンボです。
ハグロトンボは、
別名「神様トンボ」と呼ばれています。
「羽を広げたり閉じたりしている様子(普通トンボは羽を広げた状態で留まる)が、
神様に手を合わせてお祈りしている様子に似ているから」、
或いは、「お盆のころに現れるため、
ご先祖様の魂が姿を変えたものと考えられた」という説等、
いろいろあるようです。
また、日本では、トンボは、勝利を呼ぶ虫「勝虫」として兜の飾りなどにも用いられ、
縁起の良い虫として親しまれていますが、
西洋ではDragonfly(ドラゴンフライ)と呼ばれ、
邪悪なイメージがある様です。
私たちは、自然栽培の農場で採れた野菜のみならず、
その野菜を育んだ環境そのものにも価値があると考えています。
今後も、この豊かな環境に集う虫たちを少しずつではありますが、紹介していきたいと思っています。
2020.10.05 | シンシア豊川