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シンシア農場の虫たち~コアオハナムグリ~ *シンシア豊川*

シンシア①

シンシア②

シンシア③
上翅を開かずに飛ぶコアオハナムグリ

ハナムグリは、コガネムシの仲間です。
「花潜」の名前の通り、花に潜ってその花粉を食べます。
10mm程度の大きさで、ハナムグリの仲間としては小型です。
ずんぐりした姿で花に潜り込む姿は、とても愛嬌があります。
コガネムシは葉を食い荒らす害虫ですが、ハナムグリは益虫です。
幼虫は、腐葉を食べ、分解してくれます。
コガネムシの仲間には、この他にカナブンがいます。
カナブンは樹液を吸うので、益虫でも害虫でもありません。

ハナムグリの仲間には面白い特徴が二つあります。
一つ目は、上翅を開かずに飛ぶことが出来ます。
上翅を開いて飛ぶ甲虫が多いので、不思議な感じがします。

二つ目は、幼虫。仰向けになって、背中の毛を使って背泳ぎスタイルで歩きます。
幼虫も足が6本ありますが、短くて歩くのには適していないようですが、
何故、背中で歩くようになったのか、わかっていません。
とても奇妙な姿なので、歩く姿を見てみたい方は、
「ハナムグリ 幼虫」で検索してみてください。

注1)写真は10月に撮影したもの。マリーゴールドの花にやってきたところを捉えました。
注2)枠線の画像はネットから引用したもの。

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2021.01.18 | 

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