シンシア農場に生息する虫たち~ラミーカミキリ~*シンシア豊川*
人面顔
こっちが本当の顔
人面カミキリです。
明治時代の初期にラミー(イラクサ科の植物)にくっついて日本に入ってきた、
南方系のカミキリムシです。
黒色以外の部分は、青白色や黄白色のパステルカラーの人工的な色。
キョンシーのようだとか、
ロボットのようだとか、
ディナージャケットを着たレストランのウェイターのようだとか、
なんとも奇妙な虫です。
食性は、イラクサ類ですので、
畑においては害虫ではありません。
シンシア農場1のローゼルの苗場で見つけました。
生息域は、西日本が中心ですが、
近年、生息域を広げており、
2019年には、秋田県で初めて確認されています。
2021.06.18 | シンシア豊川
シンシア農場に生息する虫たち~ベニシジミ(紅小灰蝶)~*シンシア豊川*
ベニシジミは、明るいオレンジ色。
前翅に黒い斑点が入り、開張30mm程度のキュートな蝶です。
裏面は灰色の地に黒の斑点がはいっています。
春から見られますが、
夏秋にかけて色がだんだんと濃くなっていきます。
幼虫の食草は、スイバ、ギシギシ、ノダイオウなどのタデ科植物で、害虫ではありません。
農場1のハーブ園のそばで見かけました。
蝶類も、見分けが難しい種類が多いのですが、
このベニシジミは見た目に類似の種がなく、
判別しやすい蝶の一種です。
2021.06.18 | シンシア豊川
シンシア農場を訪れる鳥たち~カワウ(河鵜)~*シンシア豊川*
目撃は何度かしていたのですが、
ようやくカメラに収めることに成功しました。
退勤の途中、
道路わきの畦道でたたずんでいたところを捉えた一枚です。
通常は、群れで行動するはずですが、
この鵜は、いつも単独で行動しています。
河鵜は、日本国内において、
1970年代には3000羽以下まで減少しましたが、
その後回復、
現在は、15万羽以上にまで増え、
有害鳥獣許可が出ている地域もあります。
近くでは、知多半島にある鵜の山が繁殖地として有名で、
鵜の山は、1934年に国の天然記念物として指定されています。
鵜といえば、鵜飼いが有名ですが、
鵜飼いに用いられているのは、
通常、河鵜ではなく、海鵜の方です。
海鵜が用いられる理由は、
体が大きく力も強いうえ、
我慢強くて比較的おとなしい性格だからだそうです。
2021.06.13 | シンシア豊川
グループホームスクラム モール棟今年もオープン!*グループホームスクラム*
皆さんグループホームスクラムには
男性が生活するスクラム棟と
女性が生活するトライ棟、
そして燕が暮らすモール棟があります。
毎年燕がやって来て
卵を産み、ヒナを育て、巣だって行きます。
つい先日もご利用者と共に送り出しました。
送り出したと思ったら、次の燕がやってきました。
燕は幸せを運んできてくれるとも言われています。
・ツバメは優しい人が集まる所に巣を作る
・ツバメの巣ができると自然災害に遭わない
などなど
ご利用者もヒナが孵ると「かわいい」と言ったり
生活介護事業所パレットに行くときには
「行ってきまーす」と言ったり
家族のような存在になっています。
燕たちにとっても、
ご利用者の明るく楽しい雰囲気に守られていて
安心できる場所になっていると感じます。
また、来年もお待ちしております。
2021.06.13 | シンシア豊川
シンシア豊川を訪れる子鳥たち~コシアカツバメ~
シンシア豊川の外ラウンジには、
毎年ツバメが巣をつくります。
今年も新しい巣が完成しました。
すでに卵を産み、温めているようです。
つぶらな瞳にふかふかの胸毛。
巣の中で卵を温めている妻をじっと待つ、
つぶらな瞳のイケメン君です。
シンシア豊川にやってくるツバメは、
コシアカツバメと呼ばれる種類。
名前の通り、腰が赤いのが特徴です。
もう間もなく、
可愛い子供たちの姿が見られることでしょう。
2021.06.07 | シンシア豊川
天野バラ園様より、500本のバラが届きました!*シンシア豊川*
6月2日は、6と2でローズの日とか(#^^#)
豊川のバラは、なんと生産量、全国一だそうです。
6月1日、その豊川市の天野バラ園様が、
バラの花をご寄付してくださいました(^_-)-☆
なんと500本もです!
花があるだけで、ラウンジがパッと華やかになりました。
早速、受付カウンターに飾らせていただき、ご利用者の活動にと
フラワーアレンジメントやアロマセラピーで使わせていただきました。
ご利用者にバラの花を見ていただくと、「わ~♡」と歓声があがりました。
素敵なバラの花をいただき、贅沢な気分を楽しむことができました。
ありがとうございました(*^_^*)
2021.06.04 | シンシア豊川
農業クラブ 晩生(おくて)玉ねぎ収穫編!*生活介護事業所パレット*
生活介護事業所パレットの活動プログラムの1つ
「農業クラブ」について続報です。
今回は、晩生玉ねぎの収穫を体験してきました。
『よっこいしょ。よっこいしょ。』と
力強く収穫しています。
笑顔で楽しそうに収穫している様子を見て
農業クラブを楽しんでいるなぁ、と
とても嬉しい気持ちになりました。
「たくさん採れたねぇ~。」「大きいのがいっぱいだねぇ~。」
収穫後、楽しそうな声で会話していたのが
とても印象的でした。
きっと、満足感や高揚感を
得られたのではないかと思っています。
また農業クラブを通してどんな体験ができるか
楽しみにお待ちください。
2021.05.30 | シンシア豊川
シンシア農場に生息する虫たち~ヒメマルカツオブシムシ~*シンシア豊川*
ヒメマルカツオブシムシ
姿、名前共、見たことも聞いたことがないようなマイナーな虫です。
大きさは、3mm程度。カブトムシなどの甲虫の仲間ですが、
カツオブシムシ科という独立した科に属する虫です。
幼虫は、毛糸や絹などの衣類を食べる害虫として有名なようですが、
成虫は花の蜜や花粉を餌にしており、
カモミールやマーガレットなどの白い花に集まります。
今回、カモミールの花に居るところを捉えました。
2021.05.24 | シンシア豊川
シンシア農場に生息する虫たち~ニジュウヤホシテントウ~*シンシア豊川*
ニジュウヤホシテントウ(1)
ニジュウヤホシテントウ(2)
ニジュウヤホシテントウは、ジャガイモの代表的な害虫です。
シンシア農場2のジャガイモの葉の上で、発見しました。
テントウムシダマシとも呼ばれますが、れっきとしたテントウ虫科の昆虫です。
テントウムシは、ほとんどがアブラムシなどの虫を食べる肉食ですが、
ニジュウヤホシテントウを含む8種類だけが草食性で、
テントウムシダマシと呼ばれ、
害虫となります。
また、これとは別に、
テントウムシダマシ科というテントウムシ科以外の昆虫もいるので、要注意です。
ナナツボシテントウ等の肉食性テントウ虫が光沢のある鞘翅に包まれているのに対し、テントウムシダマシの仲間は、毛が生えていて光沢が無いのが特徴となります。
2021.05.24 | シンシア豊川
シシンシア農場に生息する虫たち~てんとう虫の卵、幼虫、蛹~*シンシア豊川*
最近、テントウムシをよく見かけるようになりました。
今回の写真は、
ナナホシテントウ虫の卵と幼虫と蛹です。
シンシア農場1の紅菜苔の脇で見つけました。
ナナホシテントウの幼虫はこんな姿をしています。
親に比べて、かわいくないですね。
幼虫は卵から孵化(ふか)すると、
すぐにアブラムシを食べ始めます。
成虫もアブラムシを食べます。
つまり、ナナホシテントウは、
生まれてから死ぬまで、
ひたすらアブラムシを食べ続けてくれます。
同じ場所で、蛹も見つけました。
蛹になって、羽化が近づいてくると、
だんだん、
模様がはっきりとしてきます。
ちなみに、
右側が頭、
左側がお尻です。
注)※写真は、3月に撮影したものです。
2021.05.22 | シンシア豊川