初マクアケ *シンシア豊川*
「マクアケ」って何?
なぜカタカナ?という方も多いと思いますが
マクアケは、日本で一番、掲載してもらうのが難しい
クラウドファンディングらしいです(私もよく知らない…ですが)。
そのマクアケに
シンシア豊川のご利用者が描いた絵を使った「SDGsカルタ」が
2月11日から掲載されています。
豊川市内の産業廃棄物処理業者で
SDGs活動を熱心に広げておられる『加山興業』さんから、
シンシア豊川のご利用者の絵でカルタを作成したいと話があったのは
一年前、2021年2月の事でした。
ご利用者で描けるだろうか?
期限までに仕上がるだろうか?
不安でしたが
加山興業企画室の中嶋さんの協力で
11月に完成の報告をいただきました。
詳細は、2022年1月1日の、ブログに掲載されています。
そのブログはこちら☟
https://www.apatheia.jp/?p=11766
カルタの販売においては
「三遠南信8しんきん」さんの協力もあり、
晴れて「マクアケ」掲載に至ったそうです。
SDGsカルタ 1箱 2,500円。
多くの方に、手に取っていただきたいです。
マクアケでは、目標 100個 になっていますが
在庫は、充分にあるとのことです。
マクアケの掲載は、2022年3月30日までですが、
お早めにどうぞ・・・。
今回
シンシア豊川の画家 鈴木良輔さんは カルタのご縁で
大村秀章愛知県知事とツーショットすることができました。
また、2月24日には
地元メーテレのニュースでも映るようです。
ぜひぜひ ぜひぜひ 「マクアケ」を見て、購入を ご検討ください。
SDGsカルタで地域とつながり
愛知県知事ともつながり
マクアケで、世界ともつながった!とシンシア豊川一同、ハッピーハッピー!!
マクアケ
https://www.makuake.com/project/kayama_kogyo/?from=keywordsearch&keyword=SDGS%20%E3%81%8B%E3%82%8B%E3%81%9F&disp_order=1
加山興業株式会社
https://www.kayama-k.co.jp/
2022.02.21 | シンシア豊川
シンシア農場鳥類記 ~ホオジロ~ *シンシア豊川*
シンシア農場2の隣で撮影しました。
1枚目の写真がホオジロのオス。
二枚目はメスだと思われます。
スズメ科の小鳥、特にメスは、外見上似ているものが多く判別が難しいです。
ホオジロは、東アジア一帯に広く分布する留鳥。
カッコウに托卵(注1)されることで知られていましたが、
次第にカッコウの卵を見分けるようになりました。
その結果カッコウはホオジロへの托卵をあきらめ、
代わりにオナガの巣へ托卵するように変わっていったということが明らかとなりました。
しかし、今度は、オナガもカッコウの卵を見分けられるように進化していっているそうです。(注2)
また、ホオジロは「聞き無し」(注3)でもしられています。
木の枝などに止まって「チュピチュピチュピ」「チュリチュリチュリ」などとさえずっているのを、
「一筆啓上仕候」などと「聞きなし」し、
古くから親しまれている鳥です。
注1)托卵 自らの卵と、それから生まれる子の世話を他の種類の鳥に托すること。
注2) 中村浩志氏(一般財団法人「中村浩志国際鳥類研究所」代表理事)の研究による
注3)「聞きなし」とは、主に鳥の鳴き声を人間の言葉に当てはめて聞くこと。
ウグイスの鳴き声を「法華経」と聞くように、意味のある言葉を当てはめることが多い。
2022.02.14 | シンシア豊川
シンシア農場鳥類記~メジロ~ *シンシア豊川*
シンシア農場の横を流れる白川の葦の藪、
メジロの群れに出会いました。
名前の通り目の周りが白いのが特徴の愛らしい小鳥。
スズメよりもやや小型です。
メジロは捕獲禁止となっていますが、
密漁が横行しておりその数を減らしています。(注)
春、花が咲くと蜜を求めて集まるため、
春を告げる鳥という印象があります。
厳しい冬、いったい何を食べて過ごしているのでしょうか?
無事に春を迎えてほしいものです。
(注)鳴き声を競わせる「鳴き合わせ会」の愛好家等により高値で取引される。
#自然栽培 #化学肥料不使用 #無農薬
#メジロ #スズメ
#里山 #環境保護 #環境問題 #環境
#生物多様性 #SDGs
#陸の豊かさを守ろう
2022.02.06 | シンシア豊川
シンシア農場鳥類記~セグロセキレイ~ *シンシア豊川*
シンシア農場1でセグロセキレイを見かけました。
3枚目の写真はハクセキレイ。
よく似ていますが、
セグロセキレイは頬が黒く、
ハクセキレイは頬が白いのが特徴です。
4枚目はキセキレイ。
こちらは、黄色が入っているのでよくわかります。
セグロセキレイは、日本の固有種。
繁殖力の強いハクセキレイに押され、
個体数は減少傾向にあります。
セグロセキレイが生息するのは、いわゆる里山の環境。
日本近郊だけでしか見られないセグロセキレイ。
彼らが生活できる環境を
これからも残していきたいものです。
#自然栽培 #化学肥料不使用 #無農薬
#セグロセキレイ #セキレイ
#里山 #環境保護 #環境問題 #環境
#生物多様性 #SDGs
#陸の豊かさを守ろう
2022.02.06 | シンシア豊川
カレンダープロジェクト 2月 *グループホームスクラム*
2月のカレンダーは
電車が大好きなFさんの作品です。
芸術活動でも電車の絵ばかり描くほど好きです。
Fさんの作品がコチラ!
メインはやはり電車の絵!
しかし、今回は一味違います。
ペアの職員が2月は何があるかな?
と聞くと、Fさんが
「おにはそと、ふくはうち」と。
すぐに「鬼描ける?」と紙とペンを渡すと
鬼が描けました。
福の神は?と見本をみせると
福の神も書けました。
Fさんの新たな発見を
みることが出来ました。
2022.02.01 | シンシア豊川
シンシア農場鳥類記 ~カシラダカ(絶滅危惧種)~ *シンシア豊川*
カシラダカは、シベリアなどで繁殖し、
冬に日本に渡ってくる渡り鳥です。
農場2の隣の木の枝に留まっているのを捉えました。
興奮すると頭頂部の羽を立たせることから、
この名前がつきました。
国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは、
2016年から危急種(VU)の指定を受けています。
カシラダカは、
東三河においては比較的目にすることが多いようですが、
その個体数は、日本だけではなく世界的規模で、
この30年間に5分の1(20%)程度にまでに
減少してしまっています。(注1)
私たちは、
私たちの農場(シンシア農場)とその周辺に生息する
生き物の情報を発信することによって、
生物多様性を守っていくこと(注2)に
少しでも寄与することができればと、考えています。
(注1)個体数のグラフ:
北欧のデータはEdenius et al. 2016で発表さ
れたもの。
それに日本のデータを付け加えたものが
(山階鳥類研究所 尾崎清明氏による記事)
(注2)生物多様性損失の阻止:SDGs
持続可能な17の開発目標のうちの15番目の目標「陸の豊かさを守ろう」内に包括。
#自然栽培 #化学肥料不使用 #無農薬
#カシラダカ #ホオジロ #スズメ
#里山 #環境保護 #環境問題 #環境
#生物多様性 #SDGs
#陸の豊かさを守ろう
2022.01.29 | シンシア豊川
シンシア農場鳥類記~ヒクイナ~ *シンシア豊川*
シンシア農場の横を流れる白川で珍しい鳥の撮影に成功しました。
鳩ほどの大きさでしょうか?
すすきの茂みの間から見え隠れしているのを、
ようやく捉えた1枚です。
ヒクイナは、昔は「水鶏」(くひな)と呼ばれ「源氏物語」や「徒然草」にも登場します。
また、松尾芭蕉も
「此宿は水鶏も知らぬ扉かな」
(あなたの宿は訪れる人も滅多に無い静かな宿ですね。
水鶏はくちばしで戸を叩くと言われているが、その水鶏すらこの家を知らないほど静かですよ。)
と、詠んでいます。
昔は、とてもポピュラーな鳥だったようです。
しかし、ヒクイナは、農薬などの影響で、一時期、大きくその数を減らしました。
近年は再び数を増やしつつあるようですが、
地方によっては絶滅危惧種に指定されているところもあります。(愛知県は準絶滅危惧種に指定)
2022.01.24 | シンシア豊川
シンシア農場動物記~ニホンイタチ~ *シンシア豊川*
場所は、シンシア農場の横を流れる白川の河川敷。
大きな魚をくわえて、一生懸命運んでいるイタチに遭遇しました。
ニホンイタチと外来種のチョウセンイタチ(タイリクイタチ)が居ますが、
しっぽの長さからして、おそらくニホンイタチ。
チョウセンイタチに比べて、しっぽの長さが短いのが特徴です。
体が大きく、繁殖力の強いチョウセンイタチに生息地を奪われ、
ニホンイタチは生息数を大きく減らしています。
イタチの寿命は1年~2年。
フェレット、テン、ハクビシン等が10年ほどの寿命があるのに対して、ずいぶんと短命です。
貴重な画像を撮ることが出来ました。
2022.01.24 | シンシア豊川
シンシア農場鳥類記 ~モズ~ *シンシア豊川*
モズ(百舌)は、スズメの仲間です。
シンシア豊川から坂を下って、
表の道路に出るところの電線に、
よく停まっています。
モズは、普段は山で暮らしていますが、
冬になると平地に移動してくるため、
冬場によく私たちの目に留まるようになります。
「はやにえ」で有名なモズ。
この行動が何のために行われるのか、
長年謎とされてきましたがが、
近年の研究により、
「メスを獲得するための歌の魅力を高める栄養食」
として機能していることが解明されました。
はやにえの消費が多かったオスほど、
繁殖期の歌の質が高まり、
つがい相手を獲得しやすくなるそうです。(注)
この個体は、多分メス。
オスのさえずりを聞いて、選ぶ方。
「はえにえ」のような野蛮な行為は行いません。
注)2019年5月、大阪市立大学大学院理学研究科の西田有佑特任講師、
北海道大学大学院理学研究院の高木昌興教授らの共同研究グループによる。
2022.01.11 | シンシア豊川