シンシア農場昆虫記~~蝶らしくない蝶 と 蛾らしくない蛾~ *シンシア豊川*
セセリチョウの仲間は、羽が小さくて胴が太いことから、一見、蛾のように見えます。
また、幼虫も、普通の蝶とは違って、巣を作って過ごします。
写真は、シンシア農場1に咲く、バタフライピーの蜜を吸いに来たところ。
残念ながら、この個体は羽がだいぶ傷んでしまっているようです。
写真ではよくわかりませんが、
羽に一文字の模様があることから、この名前がつきました。
一方、こちらはカノコガ。
漢字で「鹿子蛾」と書きます。
シンシア豊川の従業員用の出入り口横の壁に止まっているのを発見しました。
こちらも名前の由来は、羽の模様から。
蛾にしては羽が小さく、
一見して蛾とは、
わかりません。
胴体の黄色のラインに小さな羽、
ハチに似せた擬態です。
写真は雄。
雄と雌の違いはポッチャリ度。
メスはもう少しポッチャリしているようです。
蝶や蛾の仲間にも、個性を持った仲間たちがいます。
2021.10.25 | シンシア豊川