ここにも『旬を旅する』メンバーが!!*生活介護事業所パレット*
コトノネさんの『旬を旅する野菜セット』
予約販売受付が始まりました!
旬を旅するプロジェクトとは
自然栽培パーティーの仲間たちで固定種の伝統野菜を育てよう
そして北から南まで、全国の事業所の旬の野菜をセットにして
お届けしようという企画です。
8月末に種をまいたシンシア豊川の鮮紅三寸人参も
グングン成長しています。
間引いた人参です。
サラダにしても、ピクルスにしても◎
葉っぱも、刻んでオリーブオイルと混ぜて
イタリアン風薬味として召し上がれ。
こちらは、アートの時間に「間引き人参」を
テーマに選んでくれたご利用者の作品です。
素敵でしょ。
農作業メンバーではないけれど、
みんなで『旬を旅するプロジェクト』
応援し、参加し、楽しんでいます。
12月には、みなさんのもとへお届けできるよう
たっぷり愛情注いで育てていきます。
ご注文予約、受付中です。
2020.10.21 | シンシア豊川
シンシア豊川令和2年度、稲刈り行いました!*シンシア豊川*
1年に一度の稲刈り!
快晴の中行われました!
普段は畑になかなか来れないご利用者も、歩きや車で稲刈りの様子を見に来たり、
中にはコンバインに乗れたご利用者もいたり、普段と違う経験ができたかなと思います。
また、農業メンバーもいつもながら、畑に来て、コンバインに乗ったり、稲刈りの様子を
見たりなど、皆さん思い思いの時間を過ごしていました。
改めて、農業はいろんな経験、つながり、機会を与えてくれるものだなと感じました。
今年はウンカの被害が周りの田んぼでひどく、シンシア豊川の田んぼでも
心配されましたが、ウンカの被害なく稲刈りを迎えることができました。
自然栽培の力なのか、はたまたご利用者、職員が田植えから稲刈りまで、
タニシ取りや除草、カメムシ対策など、稲(田んぼ)と真摯に向き合ってきた
頑張りからなのか、真実は分かりませんが、
無事に稲刈りまでできたこと、本当に良かったです。
そして、みどりの里野中さん、無門福祉会のみなさん、
稲刈りのために遠いところからお越しいただき、
ご尽力いただきありがとうございました。
また当日、現場で支援をしてくださった職員さん、
誘導、準備をしてくださった職員さん、
本当にありがとうございました!
皆さんのご協力のおかげで無事に稲刈りを終える事ができました。
また、来年も稲刈りが開催できるよう、
いろんな人の協力があってできているという
感謝の気持ちを忘れずに、
これからも農業に励んでいきたいです。
2020.10.21 | シンシア豊川
シンシア農場に集う虫たち~温暖化の影響を反映するナミテントウ虫の斑紋パターン~*シンシア豊川*
ナミテントウの紹介です。
ナミテントウとは、並のテントウ虫という意味で、
日本の在来種です。
ナナホシテントウ同様、
大人も子どもも、
アブラムシを食べる益虫の代表格で、
生息数が多いため、
この名前が付けられたそうですが、
こういう色と斑紋のテントウムシは、
あまり見かけことが無いように思います。
このテントウムシの特徴は、
斑紋と色のパターンの多さで、
その種類は、200以上にも及ぶそうです。
このパターンは、人のABO血液型が決定されるのと同様に、
親の遺伝子の組み合わせによって、決まってくるそうです。注2)
シンシア農場で発見できたのは、
写真の2パターンだけでした。
一般に動物は北に行くほど色が明るくなり、
南ほど、黒くなるグロージャーの法則というのがありますが、
この法則に沿って、ナミテントウの斑紋の分布を調べた結果、
平均気温の上昇に伴い、
上記写真のような2紋型や4紋型の黒い部分の多いパターンの
生息数が増加しているそうです。注3)
地球温暖化の影響が、
このようなところにも出ているということを実感させられます。
注1)三枚目の写真は、ネットからの引用による。
注2)この遺伝子がパニア遺伝子であることが自然科学研究機構基礎生物学研究所(愛知県岡崎市)などの共同研究グループによって解明されました。(2018年9月21日発行のイギリス学術雑誌 ネイチャー コミュニケーション誌に掲載)
注3)京都産業大学 野村哲郎教授らの研究による。
2020.10.20 | シンシア豊川
シンシア農場に集う虫たち ~二つの顔をもつ蝶~*シンシア豊川*
ウラナミシジミの紹介です。
幼虫は、マメ科の植物を餌としますので、害虫です。
この写真は、シカク豆の花の蜜を吸いに来たところを撮影しました。
ウラナミシジミの特徴は、この顔です。
蝶たちは、その種類によって、顔も様々に異なります。
ウラナミシジミの顔は
まるで、宇宙人のような顔です。
そして、このウラナミシジミには、
もう一つ顔があります。
後翅の先に眼を模した紋(眼状紋)が二つ。
そして、後端が細く突き出ていて、
触覚のような形になっています。
これが二つ目の顔で、
天敵に襲われた時にこっちを顔(頭)だと思わせ、
逃れるためのものです。
このように、虫たちの世界では、
厳しい弱肉強食の世界を生き抜いていくための様々な工夫があり、
偽の眼を持つ習性は、蝶の仲間(特に幼虫)に多くみられます。
私たちは、自然栽培の農場で採れた野菜のみならず、
その野菜を育んだ環境そのものにも価値があると考えています。
そして、この豊かな環境に集う虫たちの物語を、
少しずつではありますが、お伝えしていきたいと考えています。
2020.10.20 | シンシア豊川
シンシア農場に集う虫たち ~幸せを呼ぶ虫たち~*シンシア豊川*
ナナホシテントウとモンキチョウの紹介です。
ナナホシテントウは、益虫の代表格で、
大人も子供もアブラムシを食べます。
テントウムシは、漢字で書くと天道虫。
太陽や天に向かって飛び立つことから
天照大御神や太陽神の使いと言う意味で
この名前が付いたそうです。
また、西洋においてもLady bird やLady bugと呼ばれ、
聖母マリヤ様の使いと言われ、
特に女性にとって幸運を呼ぶと言われている様です。
これに加え、ナナホシテントウは、
ラッキー7の七つ星です。
こんなに縁起の良い虫は他に居ません。
モンキチョウもまた、幸運の印、
特に金運に恵まれるとの事です。
しかし、モンキチョウの幼虫はマメ科を餌とするので、
残念ながら、害虫の仲間になってしまいます。
もし、ナナホシテントウやモンキチョウを見かけたら、
良いことが起こるかも知れません。
しかし、シンシアの農場で
モンキチョウの幼虫を見かけたら駆除してください。
私たちは、自然栽培の農場で採れた野菜のみならず、
その野菜を育んだ環境そのものにも価値があると考えています。
今後も、この豊かな環境に集う虫たちを少しずつではありますが、
紹介していきたいと思っています。
2020.10.20 | シンシア豊川
シンシア農場に集う虫たち ~レモンの木の小さな新守護神~*シンシア豊川*
以前にこのブログにて、レモンの木を守る守護神、ジョロウグモを紹介しました。
しかし、このジョロウグモが居なくなってしましました。鳥に食べられたのか、寿命が尽きたのかは分かりません。
その後のレモンの木、気が付いてみると、上の写真のように、虫に食われてしまっていました。
しかし、よく見ると、木の下の方に、今度は、コガネグモの幼体が巣を作っています。
大きさは4mm~5mm程度、まだ、幼いので種までは特定できませんが、コガネグモ科の仲間であることは確かです。注)
このコガネグモ科の仲間は、隠れ帯(白帯)を作ることで知られています。
写真で、巣の右上から左下に掛けて、白い帯状の物が見えると思いますが、これが隠れ帯(白帯)です。
そして、この隠れ帯をなぜ作るのか、紫外線を反射させて獲物を引き付けるという説の他、
体温調節や単なる見た目の美しさなど、様々な説がありますが、まだ、詳しいことは分かっていません。
また、この模様は、円形であったり、X形であったり、一匹、一匹違って、それぞれのクモに、個性があるそうです。
今はまだ小さな守護神ですが、立派な大人になって、しっかりと、レモンの木を守ってほしいものです。
私たちは、自然栽培の農場で採れた野菜のみならず、その野菜を育んだ環境そのものにも価値があると考えています。
そして、この豊かな環境に集う虫たちの物語を、少しずつではありますが、お伝えしていきたいと考えています。
注)コガネグモ科には、コガネグモ、コガタコガネグモ、チュウガタコガネグモ等があります。
2020.10.20 | シンシア豊川
自然栽培の藁 *シンシア豊川*
10月13日にシンシア豊川の田んぼの
田田、田田2の稲刈りが終わりました。
農福師の普段の頑張りもあり
奇跡的にウンカの被害もなく
きれいない藁ばかりです。
農薬、肥料を使用していない
自然栽培の藁を、
ご希望の方にぜひ使用して
頂きたいと考えております。
無料で差し上げます。
自然栽培の藁をご希望の方は
シンシア豊川まで連絡をください。
農福師が得意を生かして栽培をしましたので
地域で使用していただけるとありがたいです。
シンシア豊川
☎0533-88-7500
※農福師とは、農作業に3年以上携わり、
施設が推薦するご利用者に贈られる。
農業と福祉分野の連携を深めるほか、
農作業へ取り組む利用者の
モチベーションを高めようと、
自然栽培に取り組む全国の福祉施設でつくる
農福連携自然栽培パーティ全国協議会が
考案したものです。
2020.10.17 | シンシア豊川
じゃがいもを植えました! *シンシア豊川*
2日間かけて700個ほどの種芋を植えました!
今回のじゃがいもは、一粒植えでじゃがいものへそを上側
(芽を下側)にして植えてあります。
芽を下側にすることで、芽が頑張って上へ上へいこうとする
力をより引き出すことができ、丈夫なじゃがいもにも繋がってくるそうです。
(じゃがいもの成長しようとする力を信じる事も大切になってきます)
植え付けでは、ジャガイモを運ぶ、置く、植える、
黒マルチをスコップで切る、ジャガイモが包んであった新聞紙を集める
などいくつかの作業に分かれて行いました。
いくつかの作業に分かれて行う事(分業)で、
ご利用者の得意に合わせた仕事ができ、
農業を通して、1人1人の力を発揮できる機会に
繋がっていると感じました。
今後もご利用者、職員の得意を活かせるような農業を
皆でめざしてがんばっていきたいです。
2020.10.14 | シンシア豊川
自然栽培パーティ全国フォーラムin北海道*シンシア豊川*
第5回自然栽培パーティ全国フォーラムが
10月9日北海道で開催されました。
例年では北は北海道、南は沖縄の自然栽培パーティが集まり
事業所同士の意見交換や圃場の見学をさせて頂きました。
しかし今年はコロナの関係で、少人数の関係者だけが北海道に集まり、
多くの事業所がインターネット(you tube)を通して、参加する形になりました。
そのため、農作業メンバーだけなく、多くの方々と一緒に
テレビで自然栽培パーティ全国フォーラムを見させて頂きました。
昨日から楽しみにして、パーティのパーカーを着て準備万端な
人もいました。
フォーラムの前に、自分たちが映った映像が流れることを伝えると
画面に凝視で見つめ、「早く、早く」と心の声が聞こえてくる。
自分たちの映像が流れると、嬉しそうな笑顔いっぱいに。
農福師の受賞式が流れた際には、拍手をする優しい姿が見られました。
私自身授賞式を見た際には、涙が流れそうなのを抑えるのに精一杯でした。
LIVEのため、回線が混雑した為予定時間を越してしまいましたが、
1時間半以上集中して全国フォーラムの様子を楽しく見ていました。
来年は、コロナが落ち着いて全国の自然栽培パーティのメンバーが集まり、
ご利用者と一緒に参加できることを祈りたいと思います。
2020.10.10 | シンシア豊川
手作り*シンシア豊川*
なんとこれ、農作業で使用する器具の
設計図です。
玉ねぎ栽培ではマルチというビニールを被せます。
マルチの役割として、地熱を上げ成長を促す、泥はね防止、
土の乾燥を防ぐ、雨により土が固くなるのを防ぐ
雑草が生えにくくなるといったメリットがあります。
そのマルチに穴をあける器具を
作っちゃおうという設計図なんですね。
設計図の作者は絵も上手です。
自分の得意や好きが
仕事に生かされていて格好いいですね(^^)/
シンシア農場に行ったり
作業の様子をみると
いろんな手作り器具たちが使用されています。
職員が勉強し、作成してきたものです。
お金をなるべく使わずに、だけではなく
『ご利用者も職員も
わかりやすく、安全に使用できるもの』を
考えて作られているな~と思います。
農作業メンバーの仕事への情熱が
こういうモノからも伝わってきます。
2020.10.10 | シンシア豊川