ローゼルとアマガエル*シンシア豊川*
うっとうしい梅雨の季節ですが、
大喜びしている生き物たちも居ます。
ニホンアマガエル。
虫を食べてくれます。
ローゼルの木に居るところを捉えました。
ローゼルは、沖縄や東南アジアで栽培が盛んな、シンシア農場の主力産物の一つ。
今年は、500本余りを植えました。
今は、30cmほどの若木ですが、
秋には人の背丈を超えるほどに育ち、
10月になると、花を収穫します。
花(正確にはガクの部分)は、酸味があり、
きれいな赤い色が出ます。
また、加熱すると「とろみ」が生じるので、ローゼルティーやジャムとして人気の商品となります。
また、葉や新芽も食べることが出来ます。
酸味の成分は、クエン酸なので、日本人には、梅干しの味というと、想像がつきやすいと思います。
ミャンマーでは「チンバウワ」と言い、
スープや炒めものとして、
ポピュラーな食材となっています。
シンシア農場では、農薬や化学肥料を用いない、自然栽培に取り組んでいます。
ローゼルも無農薬、無肥料のものを味わうことが出来ます。
まだ、ローゼルを味わったことのない方、
是非、一度、ご賞味ください。
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2021.07.16 | シンシア豊川
☆七夕☆短冊に願いを込めて *シンシア豊川*
シンシア豊川では、ロビーと食堂に竹を飾り
ご利用者と職員で短冊に願い事を書きました。
思いが込められた短冊がたくさん結ばれています。
どうか皆様の願い事が、お星様に届きますように・・・
2021.07.07 |
袋でグリーンカーテン♪*シンシア豊川*
手軽に袋を使ってグリーンカーテン栽培に挑戦です。
ゴーヤと朝顔の苗を植えました。
緑が生い茂り、日差しがやさしく入る窓辺が楽しみです。
2021.07.04 | シンシア豊川
シンシア農場に咲く雑草の小さな花~ツユクサと万葉集~*シンシア豊川*
帰化植物が多い中で、
つゆ草は万葉集にも出てくるバリバリの在来種です。
万葉の時代においては、月草(つきくさ)と呼ばれており、
また、青い花弁は染色にも使われていました。
しかし、月草の染料は色が落ちやすく、
また、朝咲いた花は昼頃にはしぼんでしまうことから、
心変わりを例えたり、
この世のはかない命を表すのに読み込まれています。
月草を読み込んだ歌は、全部で9首あります。
このうちただ一首のみ、
作者がわかっている歌があります。
月草の、
うつろひやすく思へかも、
我が思う人の、
言(こと)も告げ来ぬ
(私の恋しい人は)ツユクサのように心変わりし易いのでしょうか、
私の恋しい人は、
歌を贈って来てはくれません。
この歌は、大伴坂上家之大娘(おおとものさかのうへのいものおほいらつめ)が、
万葉集の編者で知られる大伴家持(おおとものやかもち)に贈った歌ですが、
この歌を贈ったかいがあってか、
大伴坂上家之大娘は後に大伴家持の妻となります。
シンシア農場にひっそりと咲く、
月草ならぬ露草。
古代にはこんなロマンの表現に用いられていました。
2021.06.27 | シンシア豊川
シンシア農場に生息する虫たち~ラミーカミキリ~*シンシア豊川*
人面顔
こっちが本当の顔
人面カミキリです。
明治時代の初期にラミー(イラクサ科の植物)にくっついて日本に入ってきた、
南方系のカミキリムシです。
黒色以外の部分は、青白色や黄白色のパステルカラーの人工的な色。
キョンシーのようだとか、
ロボットのようだとか、
ディナージャケットを着たレストランのウェイターのようだとか、
なんとも奇妙な虫です。
食性は、イラクサ類ですので、
畑においては害虫ではありません。
シンシア農場1のローゼルの苗場で見つけました。
生息域は、西日本が中心ですが、
近年、生息域を広げており、
2019年には、秋田県で初めて確認されています。
2021.06.18 | シンシア豊川
シンシア農場に生息する虫たち~ベニシジミ(紅小灰蝶)~*シンシア豊川*
ベニシジミは、明るいオレンジ色。
前翅に黒い斑点が入り、開張30mm程度のキュートな蝶です。
裏面は灰色の地に黒の斑点がはいっています。
春から見られますが、
夏秋にかけて色がだんだんと濃くなっていきます。
幼虫の食草は、スイバ、ギシギシ、ノダイオウなどのタデ科植物で、害虫ではありません。
農場1のハーブ園のそばで見かけました。
蝶類も、見分けが難しい種類が多いのですが、
このベニシジミは見た目に類似の種がなく、
判別しやすい蝶の一種です。
2021.06.18 | シンシア豊川
シンシア農場を訪れる鳥たち~カワウ(河鵜)~*シンシア豊川*
目撃は何度かしていたのですが、
ようやくカメラに収めることに成功しました。
退勤の途中、
道路わきの畦道でたたずんでいたところを捉えた一枚です。
通常は、群れで行動するはずですが、
この鵜は、いつも単独で行動しています。
河鵜は、日本国内において、
1970年代には3000羽以下まで減少しましたが、
その後回復、
現在は、15万羽以上にまで増え、
有害鳥獣許可が出ている地域もあります。
近くでは、知多半島にある鵜の山が繁殖地として有名で、
鵜の山は、1934年に国の天然記念物として指定されています。
鵜といえば、鵜飼いが有名ですが、
鵜飼いに用いられているのは、
通常、河鵜ではなく、海鵜の方です。
海鵜が用いられる理由は、
体が大きく力も強いうえ、
我慢強くて比較的おとなしい性格だからだそうです。
2021.06.13 | シンシア豊川
グループホームスクラム モール棟今年もオープン!*グループホームスクラム*
皆さんグループホームスクラムには
男性が生活するスクラム棟と
女性が生活するトライ棟、
そして燕が暮らすモール棟があります。
毎年燕がやって来て
卵を産み、ヒナを育て、巣だって行きます。
つい先日もご利用者と共に送り出しました。
送り出したと思ったら、次の燕がやってきました。
燕は幸せを運んできてくれるとも言われています。
・ツバメは優しい人が集まる所に巣を作る
・ツバメの巣ができると自然災害に遭わない
などなど
ご利用者もヒナが孵ると「かわいい」と言ったり
生活介護事業所パレットに行くときには
「行ってきまーす」と言ったり
家族のような存在になっています。
燕たちにとっても、
ご利用者の明るく楽しい雰囲気に守られていて
安心できる場所になっていると感じます。
また、来年もお待ちしております。
2021.06.13 | シンシア豊川
シンシア豊川を訪れる子鳥たち~コシアカツバメ~
シンシア豊川の外ラウンジには、
毎年ツバメが巣をつくります。
今年も新しい巣が完成しました。
すでに卵を産み、温めているようです。
つぶらな瞳にふかふかの胸毛。
巣の中で卵を温めている妻をじっと待つ、
つぶらな瞳のイケメン君です。
シンシア豊川にやってくるツバメは、
コシアカツバメと呼ばれる種類。
名前の通り、腰が赤いのが特徴です。
もう間もなく、
可愛い子供たちの姿が見られることでしょう。
2021.06.07 | シンシア豊川