カフェ・アザレアより~令和6年5月9日号
「そろそろパンが食べたいね。」とのご所望から、パン生地を牛乳で捏ね、トッピングにソボロを載せたシトロイゼルクーヘンをお作りしました。
召し上がる時にソボロがポロポロと崩れるのですが、サクサクとした口当たりのソボロにフワフワのパン生地がちょっとしたケーキのような食感で、ご入居の皆さんのお好きなパンのうちの一つでもあります。
「週1回じゃもったいないね。毎日でもいいね。」と、先日ご入居されたばかりのIさんが仰られると、 「そうだよ、ここはね、こういうお菓子を作ってくれるだよ。」と、先輩入居者のSさんがお返事されていました。
嬉しく励みになるお話を伺うことができました。
2024.05.13 |
カフェ・アザレアより~令和6年5月2日号
5月のお菓子は柏餅ですね。 5月5日の端午の節句には、子どもたちの成長を祈り、柏餅と菖蒲湯を用意されるご家庭が多かったことと思います。
「昔はねえ、柏の葉っぱも取って、茹でてね、柏餅も作ったよ。」 「2,3日経つとね、硬くなってきて、皮が割れて中のあんこから甘い汁が出てね。」 「今はいいね、食べたいだけ買ってくればいいからね、無駄がない。」 とまあ、色々なお話を聞くことができました。
嚥下の困難なご入居者には水ようかんをお作りしましたが、柏餅の雰囲気を少しでも味わっていただこうと、柏の葉で包んでお出ししてみました。 「おかしわ風だね。ありがとね。」と、Iさん。 お分かりになっていただけたようで、うれしかったです。
2024.05.05 |