カフェ・アザレアより~令和6年6月27日号
梅雨も本番となった今週のお菓子は、一年の一度お作りする紫陽花饅頭でした。 寒天液に色を付けて冷やし固め、5ミリ角にカットしたもので丸めた白あんの周りを飾ります。 最後に紫陽花の葉っぱの上に載せて完成です。
「そろそろだと思っとったよ。」 「きれいだねぇ。食べるのがもったいないね。」 「最高!百点満点!」 「この饅頭が出るとね、家にあった紫陽花をね、思い出すね。家のは紫の強い色だったよ。」 「わたしゃあ、花より団子だで、こっちの紫陽花のほうがいいよ。食べれるでね。」
皆さんにたくさん季節を感じていただけたようで何よりでした。
今年の梅雨は、「短強広警」とのことです。 どのようなことかと言いますと、梅雨の期間は「短い」期間になりそうですが、その間に「強い」雨が降る日が多くなりそうで、そして「広い」範囲で、「警戒」が必要になる状況が頻繁におとずれることになりそうだとのことです。
どこの地域にも昨年のような浸水被害が起こりませんようにと祈らずにはいられません。
2024.06.30 |
カフェ・アザレア~令和6年6月20日号
カフェ・アザレアがオープンして早や7年目となりましたが、色々とお作りするお菓子の中では、揚げ物は一度も作ったことがありませんでしたが、今回、ご要望にお応えして、イーストドーナツを揚げました。
イースト菌を加えて生地を捏ね、180度ほどの油で揚げていきますので、冷めてもフワッと柔らかいのが特徴です。仕上がりに細粉のグラニュー糖でお化粧し、甘さもアップさせました。
「ドーナツもいいねぇ。」と、F子さん。 「今度は、あんドーナツを作ってくれる?」とのご要望もお伺いしました。
次のドーナツ作成は、あんドーナツにさせていただきますね。
2024.06.25 |
カフェ・アザレアより~令和6年6月13日号
「前に作ってくれた冷たいまんじゅうが食べたいよ。」のラブコールを受け、今週は生クリーム大福をお作りしました。
粒あんを丸めたなかにホイップした生クリームを入れ、冷蔵庫で冷やしても硬くならないように作った求肥でくるみますと、ご所望の生クリーム大福の出来上がりです。
万両1丁目では、「おしゃれな大福だね。」とNさんが仰ってくださると、 「たしかにね、こんなまんじゅう、昔はなかったね。」 「ハイカラだね。」と会話が弾みます。
カフェも終わり時となった頃、Mさんが事務所にみえました。 どうされたのかなと思っていますと、言葉を発するのも大変なのに精一杯の声で、 「今日はありがとう。美味しかったです。」とお礼を言って下さいました。
胸が熱くなりました。
2024.06.14 |
カフェ・アザレアより~令和6年6月6日号
6月に入った今週は、ジャムパンをお作りしました。
最近
ご入居されたYさんは、お若い頃はパン屋さんでお仕事をされ、ケーキも作られてみえたそうです。プロの眼でご覧になられるのかと思うと、いささか緊張しますが、プロの眼でご覧になり、頂けるご意見は私たちのちからもあげてもらえます。 ありがたいご意見です。
さて今週のパンの出来は?
「こんなもんだろ、まずまずだな。」との評価でした。 よかったです。
2024.06.07 |
カフェ・アザレアより~令和6年5月30日号
あんなに華やかに飾ってくれたイチゴもこの季節も終わりの時期となりました。 今週は生のフルーツをいっぱい乗せたプリンアラモードをお作りしました。
ミルクプリンの上に、イチゴ、メロン、パイナップル、バナナにブルーベリーそしてミントを飾りますと、 「きれいだねぇ!果物がいっぱいで、うれしいねぇ。」と、目を細めて喜んでいただけました。
果物もそのままの形状では召し上がることのできないご入所者向けには、フルーツから取ったジュースをかためたゼリーをミルクプリンの上に、トッピングしました。
「今日はたくさん乗っ取って食べれんかと思ったけど、全部食べちゃった。」と、仰るFさんに、 「イチゴもまあ終わる時だもんね。」とKさん。
果物は眼で見て、香りを感じて、味わってと、季節を大いに感じていただける美味しいアイテムです。 たくさん感じていただきたいです。
2024.06.03 |