カフェ・アザレアより～2021年9月9日号

久しぶりに残暑の時季のお日様に出会えたような今日は
抹茶ババロアを作りました。

黄緑色のババロアと白玉団子の色、小豆あんの色のコラボは
気分も涼やかにさせてくれるようです。

感染拡大し、緊急事態宣言も延長となり
ますます気分は落ち込みますが
どうか皆さんが感染せず
一日も早く、穏やかな日々が戻りますようにと祈っています。

2021.09.09 ｜　

カフェ・アザレアより～2021年9月2日号

今週は久しぶりにパンを焼きました。
ドイツの菓子パン、シトロイゼルクーヘンです。

生地を牛乳で仕込んだこのパンは
フワフワのパン部分と表面のサクサクしたクッキー部分のコントラストが
楽しいです。

ドイツパンというと、なんだかすっぱくて固いパン？
と、イメージされるかたもみえますが
じつはドイツは、世界で一番パンの種類が多い国で
パンの種類はなんと
大型パンに小型パン、地域特有のパンを含めると3000種類にものぼると
いわれています。

毎日の食事はもちろん、おやつやおつまみ、パーティにも活躍するパンは
ドイツのライフスタイルに欠かせない食べ物のようです。

2021.09.02 ｜　

カフェ・アザレアより～2021年8月26日号

未曽有の長雨からやっと抜け出した今週は
皆さんお待ちかねのみたらし団子を焼きました。

団子の焼ける香り、タレの甘辛い香りのみたらし団子は
せんりょう万両内を美味しそうな香りでいっぱいします。

普段はソフト食でお食事をされてみえるKさんに
「プリンにしましょうか？」とお尋ねしますと
「団子だよ！今日は団子だ！」とのお返事で、
職員見守りのなか、ゆっくりと召し上がっていただきました。

「うまいなぁ、やっぱり焼きたてが一番だなぁ。」
と、しみじみと話される言葉に
来週も皆さんに喜んでいただけるよう美味しいお菓子を作ろうと
頑張る意欲がみなぎってきます。

さてさて、来週はなににいたしましょうか。

2021.08.27 ｜　

カフェ・アザレアより～2021年8月19日号

今週はわらび饅頭を作りました。
今週のおやつはみたらし団子を焼くつもりでしたが、
雨の中、外での焼き上げる作業はむつかしいということで
急遽の変更でした。

朝のリハビリお散歩中のF子さんに
「今日はみたらし団子の予定でしたが
水ようかんかわらび饅頭に変えようと思うんですが、どうしましょうか。」
と、伺ったところ

「そうね、こんな雨じゃあねぇ、お団子は焼けませんねぇ。
わらび饅頭にしましょうか。」
と、ご了解いただいての変更でした。

連日の豪雨で、日本中が河川の氾濫や浸水、土砂崩れと心配な日々が続いています。
どうか一日も早く天候が回復しますようにと祈ります。

そして、新型コロナも変異株となり、感染リスクも増大の一途を辿っています。
こちらもまた、「３つの密」の回避、不織布マスクの着用、
石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒の励行等、
自己のみならず、他人への感染を回避するとともに、
他人に感染させないように取り組み、
世界中が一日も早く、安心した暮らしとなるよう願っています。

2021.08.19 ｜　

カフェ・アザレアより～2021年8月12日号

今週は、水分摂取にも役に立つかき氷にしました。

手動のかき氷機で四角い大きな氷をかきながら
子どもの頃のことを思い出しました。

私の実家のある町内に、お饅頭などを作る和菓子屋さんがあり
夏になるとかき氷を店先で食べることができました。
注文をすると出前もしてくれました。

私の実家でも、真夏にみえるお客さんには精いっぱいのもてなしとして
祖父が注文し、このかき氷を召し上がっていただいていました。

お店からの距離も近く、歩いて5分ほどの距離ですが
注文したかき氷がおかもちから出される頃にはだいぶ溶けて
６割ほどの大きさとなっていました。

それでも、お客さんの
「あ～ぁ、冷たくて生き返る、旨いのん！」の声に
祖父はいつも満足そうな笑顔でお客さんをみていた光景が忘れられません。

祖父はかき氷を『食べる』でなく、『氷を飲む』と言っていました。
ひと夏に１度、和菓子屋さんに私たち孫を連れて行ってくれ
それぞれ好きなかき氷を選んで『飲ませて』もらうのが
夏休みの楽しみでもありました。

そんな私の思い出をご入居者さんにお話しながら
かき氷機をそれぞれのユニットに持ち込んで
せんりょう万両の１０のユニットをまわりました。

シャリシャリとかき氷をかくこと２時間半
久しぶりに祖父に思いをはせたひとときでした。

2021.08.13 ｜　

カフェ・アザレアより～2021年8月5日号

今週はお菓子ではなく、夏の果物『スイカ』をお出ししました。

「夏と言えば？」
と、お尋ねすると
「スイカだよ！」
と、いの一番にお答えいただける夏の果物です。

最も甘く、棚落ちしていない、種も少ない、果肉のしっかりしたジューシーな
最上級のスイカを、特別に注文予約し、購入しました。

切り方はこだわっています。

冷たく冷やしたスイカのどれもが
同じように甘く、沢山召し上がっていただけるようにしました。

スイカをそのまま召し上がることがむつかしいご入居者様にも
果汁を絞ってこしらえたゼリーで味わっていただきました。

暑気払いと、尿量アップに役立てばうれしいです。

2021.08.06 ｜　

カフェ・アザレアより～2021年7月29日号

３０度越えの暑い毎日が続く今週は、トロトロトロピカルゼリーを作りました。
ゼリーの触感をとことん柔らかくし、
夏の生フルーツのスイカ、マンゴー、ブルーベリーにキーウィ、八朔柑を入れ込みました。

青い葉っぱを添えると一気に涼やかな雰囲気となり
「きれいだね、爽やかだね。」
と、お喜びいただけました。

さて、せんりょう万両でのコロナワクチンの接種状況についてです。
ご入居者様も職員も全員無事接種を完了しました。
接種後２週間が過ぎ、ワクチンの抗体もできましたことをご報告しておきます。

2021.07.29 ｜　

カフェ・アザレアより～2021年7月22日号

東京オリンピックの開幕を明日に控えた本日は
バナナクレープを焼きました。

クレープ生地にカスタードクリームをたっぷりと載せ、
カットしたバナナを置いた上に、生クリームを絞り
食べやすいように袱紗包みにしました。

セロハン紙で包んで、シールを貼ると
ちょっとおしゃれさんに出来上がりました。

卵と牛乳をたっぷりと使ったカスタードクリームとバナナは
相性抜群ですね。
カスタードとバナナ、そして生クリームのお味を楽しんでいただこうと
本日はわざとチョコクリームを入れることはやめておきました。

「美味しいクリームだね、しあわせだね。」
と、Ｓ様。
「包んであるのも可愛くて、食べるのもったいないわ。」
と、Ｏ様。

いつもこちらがうれしくなってしまうようなご感想をいただき、
毎週、私がご入居者の皆さんに癒されているようです。
今週も感謝です。

2021.07.22 ｜　

カフェ・アザレアより～2021年7月15日号

梅雨明けも今日か明日かと待ちかねる今週は、クリーム大福を作りました。

乳脂肪40％の生クリームをホイップし、粒あんのなかに忍ばせものを
白玉粉と砂糖で作った羽二重餅で包みます。

今回は羽二重餅をとことんまで柔らかに仕上げましたので
とってもフワフワのくちどけの良いクリーム大福が出来上がりました。

ご入居者のF子さん、
「今日のは、あっという間にお腹の中に入っちゃった、もっとゆっくり食べたいほどで。」
と、ウフフとお笑いになったお顔が素敵でした。

2021.07.15 ｜　

カフェ・アザレアより～2021年7月8日号

今週は、マンゴープリンを作りました。

毎日の雨降りに気分も落ちやすい今日この頃。
こんな時こそ、皆さんの気分をアップさせるには
見た目にも気分転換でき、明るい気持ちになれるビタミンカラーの登場です。

作っている私たちもウキウキしてきます。

「きれいな色だねぇ～！」
「可愛いねぇ～！」
との女性のご入居者様の早速のお声に、今週も喜んでいただけて何よりでした。

2021.07.08 ｜